今からおよそ150年前、
ポルトガル・マデイラ諸島とアゾレス諸島から、多くの移民たちがハワイへと渡りました。
彼らが新天地に持ち込んだのは、言葉でも文化でもなく、家族と共に受け継いできた"暮らしの味"。その中に、今日のハワイで愛される「マラサダ」がありました。
ハワイ島には、今も多くのマラサダ専門ベーカリーが軒を連ねています。ふっくらと揚がった一粒のマラサダに、遠い異国からの旅路と、家族を想う温かな心が詰まっているのです。
ハワイでは、「マルディグラ(Fat Tuesday)」が「マラサダの日」として親しまれています。
カトリック教徒だったポルトガル移民たちは、受難節の前にラードや砂糖を使い切るため、マラサダをたくさん作り、プランテーションで共に働く仲間たちに振る舞いました。
民族も言葉も違う人々が、マラサダを囲み、笑顔でつながっていった・・・、それが、ハワイにマラサダ文化が根付いた原点です。
アメリカ本土でも、ポルトガル系の家庭では「肥沃な火曜日」になると、家族総出でマラサダ作りが行われます。
最年長の女性が生地を揚げ、子どもたちが温かいマラサダを砂糖にまぶす甘い香りに包まれたキッチンで、世代を超えた絆が静かに受け継がれていくのです。
マラサダは、ただのスイーツではありません。それは、人と人を結ぶ、心の味。
私たちは、そんな「マラサダの物語」を日本に届けたいと願い、今日も心を込めて、一つひとつを作り続けています。
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Our Malasada
【お客様へのメッセージ】
いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
私たちのマラサダドーナツは、他のドーナツとは一味違います。
その「ふわふわ」と「もちもち」の食感が、ひと口食べるたびに広がり、あなたの心を掴むはずです。
一度食べたら、クセになる美味しさ。私たちはその魅力を最大限に引き出すために、日々研究を重ねてきました。
そして、私たちのマラサダにはもう一つの特徴があります。
時間が経っても、レンジで温めれば、焼きたてのような食感をお楽しみいただけます。
2日経過しても、まるで昨日揚げたばかりのように、美味しさが戻るのです。それは、私たちが試行錯誤を重ねて、発酵や揚げ方を工夫し、誰もが納得できる美味しさを作り上げたから。
2年間の開発期間を経て、ようやく完成したこのマラサダドーナツ。
私たちは、どんなに小さな不備でも見逃すことなく、現場での揚げや発酵状態を厳しくチェックしています。
お客様には、最高の状態のものだけをお届けしたい。その一心で、ひとつひとつ心を込めて作っています。
皆さまに喜んでいただけることが、私たちの最大の喜びです。
これからも、変わらぬ品質で美味しさをお届けし続けますので、どうぞご期待ください。
心を込めて、
私たちのマラサダドーナツをお楽しみください。



